2023.04.13   【活動レポート】

ウクライナ人コミュニティ交流会「マースレニッツァ」

こんにちは!インターバンド学生インターンの岡田莉奈です。

先月2月19日に公益財団法人大阪国際交流センターにて、学生インターン3名で「ウクライナ人コミュニティ交流会」に参加させて頂きました。

公益財団法人大阪国際交流センターでは、大阪市と連携し、ウクライナ避難民に対して日本語の学習支援や生活相談などの支援を日本財団の協力のもと行なわれています。

 

今回は、その大阪国際交流センターが主催する第7回目の交流会となります。イベントは「マースレニッツァ」と呼ばれるウクライナの立春祝いの行事がテーマとなっており、会場ではウクライナの伝統的な料理であるブリンチキ(クレープ)が提供されたり、花のティアラの製作が行われていました。参加者同士の交流や、楽しそうに遊んでいる子供たちの様子が見られました。

マースレニッツァと言えば大きなカカシが特徴です。このカカシは「冬の象徴」を表しているとされ、これを燃やすことで冬を追い払おうとする目的があります。今回のイベントでは、このカカシに参加者一人一人の平和に対する想いが綴られたメッセージが貼り付けられました。

«Миру мир»(世界に平和を)というメッセージを見て、1日でも早くウクライナに平和が戻ることを心から強く願うばかりでした。

 

 

また、イベントでは避難民の方が、侵攻が起こってから日本に避難してくるまでの経緯をお話しされていたり、大人から子供まで避難民の方々へのインタビューなども行なわれていました。

現在ウクライナでは18歳以上の男性が徴兵のために出国することができません。今回のイベント参加者のウクライナ人の方々のほとんども女性や子供であり、大切な家族を母国に残して避難されている方が多いと考えられます。改めて、ウクライナで起こっていることの恐ろしさや避難民の方々の抱えている重みを考えさせられると同時に、今回のイベントがウクライナの方々にとって少しでも憩いの時間となっていれば良いなということも感じました。 

 

 

 

 

 

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