6月15日、来日中のガジュレル議員と面談しました。詳しくはこちらをご覧ください→ガジュレル氏との面談
在日ネパール人の記念集会に、国際選挙監視に参加した日本人の代表として出席しました。詳しくはこちらをご覧ください→ネパール人の集会
5月28日、第一回制憲議会が開かれました。前日の3政党の合意に基づき、国家元首としての大統領と行政権を持つ首相がおかれることとなりました。 240年にわたる王政は終止符をうち、共和制が敷かれました。
第1回制憲議会が、5月28日に開かれるとマオイストのプラチャンダ首相が発表しました。プラチャンダ首相はその日までに国王が王宮を退去すること、 一般市民として暮らすことを要求していますが、国王はネパール会議派に対し自分の権限を残すことを主張しています。
4月10日に行われた制憲議会選挙の主な選挙結果です。
マオイスト→220(小選挙区制120・比例代表制100)、ネパール会議派→110(小37・比73)、 統一共産党→103(小30・比73)、マデシ・ジャナ・アディカール・フォーラム→52(小30・比22)
4月10日に行われた制憲議会選挙の活動報告を更新しました。トップページあるいはネパールプロジェクト(このページ)上部リンクからご覧ください。
4/4から始まる選挙監視活動に、STO(Short Time Observer)として参加します。 現地からの情報発信は、可能な限りブログにて行う予定です。どうぞご覧ください。 HPは帰国後に更新します。
ネパールは、外務省南部アジア部南西アジア課の担当です。 日本はネパールと皇室外交も盛んで、ネパールの最大支援国のひとつです。ネパールは地政学的にとても重要な場所にあり、 日本はネパールを重視していますが、ネパールにとっても、中立的な立場で支援を続けてくれる日本は大変重要な存在です。 国連や欧米各機関は、ネパールの不安定な状況を懸念して、外部からの力を加えるべきだと主張していますが、ネパールは 歓迎していません。自分たちの国のことは自分たちでできる、というネパールの姿勢を尊重し、日本は内政には極力干渉せずに 見守ると言う方針のようです。
4/10の選挙は、南部の治安悪化やYCL(マオイストの青年下部組織)のテロ攻撃など問題はありますが、おそらく実施されます。 しかし難しいのは選挙後で、いかにばらばらな各政党の主張をまとめてひとつの国を作り上げていくのか、いかにマオイストを 取り込んでいくのか、いかに南部の人々を納得させるのか、憲法を起草するまでもたくさんの問題があり、新たな政府がどうやって まとめていくのかがポイントだというお話でした。 今回は日本からも選挙監視団が派遣されます。ネパールは今までほとんど注目されたことがなく、日本にも研究者はほとんどいません。 今回の選挙監視が、今後も関わっていくことになるだろうネパールの貴重な足がかりとなるよう活動してきます。
ネパール人留学生、パタック スーリヤさんと、ジギャン タパさんから話を聞きました。 スーリヤさんは将来政治家を目指す院生で、日本で経営の勉強をしています。スーリヤさんは政治情勢に詳しく、話によると、今回の選挙の最大のポイントは マオイストに完全に支配されている地域で公正な選挙が行われるかどうかということでした。マオイストは、2年前には8政党の取り決めに調印したにもかかわらず、 現在その約束を守っていなかったり、下部組織が暴力行為を続けていたりしています。はたしてマオイストが選挙とその後の新政権に対して、協力して民主化を 進めていけるのかということが興味深い問題です。 南部の治安悪化が懸念されていますが、世界で問題となっているようなテロ行為はないということでした。
パタさんは様々なテレビ番組でも活躍中の留学生です。現在のネパールは、選挙の実施に向けてなんとか国内をまとめようとしていますが、選挙後に 国をどういう方向にもっていくのかということまで考える余裕がないそうです。選挙を実現するためにマオイストやタライ平原の勢力と妥協点を見つけて いくことも重要ですが、その後の国づくりをしっかりしないと、また第2のマオイストやマデシ勢力が発生してしまいます。また、不安定な状況が続いているために、 教育を受けられる富裕層はよりよい環境や機会を求めてどんどん国外へ流出しているそうです。二人の話で共通していたのは、ネパールの豊富な水力資源が 今後のネパール開発に大きく関わってくるということでした。遠方より、ありがとうございました。